肌荒れの改善策③睡眠と肌荒れの関係

肌が生まれ変わるのは睡眠中

すこやかな肌を保つためのターンオーバー(肌代謝)は睡眠中に活発化します。正常なターンオーバーの周期は約6週間といわれていますが、寝不足が続くとそのサイクルが遅くなり、古くなった角質が肌の表面に残り、肌荒れを引き起こしやすくなります。

肌荒れの改善策③睡眠と肌荒れの関係

就寝時刻にも配慮しましょう

肌のターンオーバーを促しているのは脳下垂体から分泌される「成長ホルモン」です。この成長ホルモンが多量に分泌されるのは睡眠中。寝不足が続くと成長ホルモンの分泌量が低下して、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまうのです。
成長ホルモンの分泌量のピークは、睡眠に入った直後から3時間前後。また、ターンオーバーが活発に行われる時刻は22時から深夜2時までといわれています。

つまり、ただ長く寝ればいいというわけではないのです。夜更かしは避け、なるべく22時までに就寝したいものですね。

よい眠りと自律神経

私たちの心身の状態は、自律神経と大きく関わっています。自律神経は、「交感神経」「副交感神経」の2つから成り立っています。この2つがバランスよく作用し合うことで、心身の健康を保っているのです。
十分な睡眠は、副交感神経を周期的に優位にし、自律神経のバランスを整え、すこやかな肌をつくります。

  • 交感神経
    身体が活発に動いている時に作用している神経で、緊張状態をつくり出します。
  • 副交感神経
    身体が休息している時に作用している神経で、リラックスしている状態をつくり出します。

寝不足は美肌の大敵

寝不足になると、交感神経が優位に働き、精神的にも身体的にも緊張状態が続いてしまいます。交感神経には男性ホルモンを活性化する作用があるため、皮脂分泌が増加し、肌荒れをまねく原因となります。十分な睡眠を心がけましょう。

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MAT-JP-2200777-1.0-03/2022最終更新日:2022.03.01