思春期ニキビと大人ニキビは原因が違う?
ニキビには、大きく分けて「思春期ニキビ」と「大人ニキビ(吹き出物)」の2種類があります。
原因やできる場所も違えば、その対処法も異なります。2つのニキビの違いを知って、正しいケアを行いましょう。
思春期ニキビとは?
10代に多く見られる「思春期ニキビ」は、成長期における皮脂の過剰分泌が原因です。毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖しやすくなります。ホルモンバランスが安定してくる20代前後になると、思春期ニキビは自然に治っていきます。
大人ニキビとは?
思春期を過ぎ、大人になってからできるニキビが「大人ニキビ」です。「吹き出物」と呼ぶこともあります。その原因は、多くの場合、不規則な食生活、寝不足、飲酒や喫煙、ストレス、間違ったスキンケア、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要素が重なっています。これらの要因によって、肌のターンオーバー(肌代謝)のリズムが乱れ、古くなった角質が溜まり、毛穴が詰まりやすくなって、ニキビをまねくと考えられています。
大人ニキビは治りにくく、同じところに繰り返しできやすいのも特徴です。
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