あなたのシミの種類をチェックしよう!シミの種類別に原因や治し方も解説

同じように見えるシミも様々な種類があります。
シミができた時には、まずは自分のシミがどの種類のシミかを知ることが大切です。自分のシミの種類をチェックして、そこから原因や治し方を確認しましょう。

まずはあなたのシミの種類をチェックしよう!

肌のシミのチェックをする女性のイメージ

代表的なシミの種類は4種類です。あなたのシミは、どの種類でしょうか?
当てはまるものにチェックをいれていくだけで、すぐにシミの種類を確認できます。

当てはまるものにチェックを入れましょう

Q : できた時期や年齢はいつ?

Q : シミの色は何色?

Q : シミができた場所は?

Q : 家族にはシミがある?

Q : 生活面で気づいたことはある?

※最低ひとつチェックを入れてください。

※チェック結果のシミの種類が、すべての方に当てはまるとは限りません。

シミの種類と対処法

自分のシミの種類が確認できたら、その原因と対処法を確認しましょう。

代表的なシミ「日光性黒子(別名:老人性色素斑)」

日光性黒子(にっこうせいこくし)老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん) のイメージ

これまでに浴び続けてきた紫外線の積み重ねでできるシミが「日光性黒子(にっこうせいこくし)(別名:老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん))」です。シミの中で1番多いのがこのタイプ。
30代以降から現れることが多いですが、20代で現れる場合もあります。年齢を重ねるにつれ濃くなる傾向にあるので「老人性色素斑」とも呼ばれることもあります。

日光性黒子(老人性色素斑)の原因

日光性黒子の主な原因は紫外線です。
肌は紫外線を浴びると、肌細胞を守るために、メラノサイトを活性化させて黒色メラニンを生成します。その黒色メラニンは角質とともに垢となって排出されます。
しかし、紫外線を過剰に浴びたり、加齢によって肌のターンオーバー(代謝)の機能が低下したりすると、黒色メラニンが肌のターンオーバー(代謝)では排出しきれないほど過剰に生成されます。排出できなかった黒色メラニンが色素沈着として肌に残り、シミになるのです。

日光性黒子(老人性色素斑)の対処法

肌のターンオーバー(肌代謝) のイメージ
① 紫外線対策を万全に

日光性黒子の予防は、日焼けをしないことが基本です。
1年中 UV加工の帽子や衣服、または日傘を利用して紫外線をカットし、日焼け止めクリームをこまめにぬるなどしてUVカット対策をしてください。シミは浴びた紫外線の積み重ねによって発生するため、日頃からなるべく紫外線を浴びないよう注意しましょう。

② 肌のターンオーバー(肌代謝)を促す

できてしまったシミを薄くするためには、肌のターンオーバー(代謝)を促進するアミノ酸であるL-システインやビタミンCを配合した医薬品を服用してみるといいでしょう。

③ 抗酸化でケア

紫外線を浴びると活性酸素が発生します。活性酸素は増えすぎると、細胞にダメージを与え、肌トラブルが起きやすくなります。
緑茶や紅茶に含まれるポリフェノールや、トマトやにんじんに含まれるリコピンは、活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、毎日の食生活に積極的にとり入れてみましょう。
また、L-システインにも抗酸化作用があることが知られています。L-システインも生活に取り入れてみると良いでしょう。

炎症が起きた後にできるシミ「炎症後色素沈着」

炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく) のイメージ

ニキビや傷、虫刺され、かぶれなどによる炎症が起きた後に色素沈着してできたシミを「炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)」と言います。
炎症後色素沈着は時間の経過とともに自然と消えていくことが多いです。しかし、消えるまでに数年かかることもありますし、日焼けにより色素沈着がより目立つようになって消えにくくなる場合もあります。

炎症後色素沈着の原因

炎症後色素沈着の原因のイメージ

肌に炎症が起きると、メラノサイトが刺激されて黒色メラニンがつくられます。過剰につくられた黒色メラニンが正常に排出されず、肌の炎症が治まって赤みがひいた後に肌に残ってしまったものがシミとなって現れるのです。
特にニキビを潰した跡(ニキビ跡)は紫外線を浴びるとシミになりやすいので注意しましょう。

炎症後色素沈着の対処法

  • 炎症した患部に紫外線対策を

    炎症部分に紫外線があたると色素沈着を起こしやすいので、日焼け対策を行ってください。
    ニキビができた時は、ニキビ治療とともにUVケアも念入りに行うと良いでしょう。

  • 肌のターンオーバー(肌代謝)の促進で色素沈着をケア

    黒色メラニンの生成を抑制するために、ビタミンCを多く含む食品を摂取しましょう。
    肌のターンオーバーが乱れると色素沈着が薄くなりにくくなるため、肌のターンオーバーのはたらきをサポートするL-システインが含まれている食品を一緒に補うと効果的です。

ホルモンバランスの変化でできるシミ「肝斑(かんぱん)」

肝斑(かんぱん) のイメージ

頬骨の高い位置に左右対象でもやもやした薄茶色のシミがある場合「肝斑(かんぱん)」です。更年期にさしかかって女性ホルモンバランスが崩れがちな30代後半から50歳くらいの女性にできやすく、妊娠中やピルの使用などでホルモンバランスが変化するときに発生しやすくなります。

肝斑の原因

主な原因は女性ホルモンの乱れです。
女性ホルモンのバランスが崩れると、メラノサイトが活性化されて黒色メラニンが過剰につくり出され、それがシミとなって現れるのです。
ストレスの影響によるホルモンバランスの乱れや、日焼けによる紫外線ダメージを受けることで、肝斑が悪化しやすくなります。

肝斑の対処法

  • ホルモンバランスを整える

    生活習慣を見直し、ホルモンバランスを整えることが大切です。
    睡眠を充分にとり、バランスの良い食生活を続けてください。
    ストレスを上手に解消してためこまない方法を見つけましょう。毎日を健康的におくることは健やかな肌を手に入れるための大きなポイントとなります。
    また、紫外線を避けることも重要です。帽子やUVカット加工の衣服、日焼け止めクリームなどでこまめに対策を行いましょう。

主に遺伝的にできるシミ「そばかす(別名:雀卵斑)」

そばかす(雀卵斑)のイメージ

顔に小さな斑点が広がる「そばかす」は、主に遺伝的な要因で発生するシミです。雀の卵殻に似ているため雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれます。
年齢的には5〜6歳の幼児期からでき始めることが多いです。成長とともに増え、思春期に濃くなってそれ以降はだんだん薄くなりますが、個人差があります。

そばかす(雀卵斑)の原因

主に遺伝的な要因で発生した小さな茶色の斑点が「そばかす」です。
顔の鼻から頬のまわりを中心に小さな茶色の斑点が散らばるように発生します。背中や胸、肩、腕、手など、紫外線にあたりやすい場所に現れます。

そばかす(雀卵斑)の対処法

紫外線対策のためのUVケア
① 濃くしないために紫外線対策を

そばかすは遺伝が主な原因なので完全に治すことは難しいですが、悪化させない方法はあります。
紫外線の影響でそばかすの色が濃くなってしまう場合が多いので、日焼け対策が大切です。帽子や日傘、日焼け止めクリームで、日常のUVケアを十分に心がけましょう。

② ターンオーバー(代謝)を促して黒色メラニンの排出を

L-システイン、ビタミンC、ビタミンEをとるのがおすすめです。黒色メラニンの生成を抑えて、肌のターンオーバー(代謝)のはたらきをサポートしてくれて、過剰な黒色メラニンの排出を促進してくれます。

まとめ

シミの種類を最初にチェックすることで、シミができてしまった原因に対して正しい治し方で対処することできます。分かりづらい場合もあるので、気になる時には皮膚科に相談してみてください。
また、どのシミにおいても、紫外線対策や肌のターンオーバー(代謝)を促進させることが大切になることを覚えておいてください。

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MAT-JP-2400295-1.0-02/2024最終更新日:2024.02.29