鎮痛薬の服用は
「早め」がポイント!
痛みのピークに飲むと
効果が得にくくなる。

毎月のことだから、生理の期間は少しでも楽に過ごしたいもの。生理痛がつらい時は、鎮痛薬を利用するのも一つの方法です。生理痛や頭痛に使用する鎮痛薬は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)といって、痛みの原因となるプロスタグランジンの生成を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。解熱作用もあることから、解熱鎮痛薬とも呼ばれており、成分によってさまざまな種類が市販されています。

服用のポイントは痛みを我慢しないこと。痛みはじめた時に服用するのが効果的です。プロスタグランジンの生成が早く抑えられ、効果が得られやすくなります。痛みをぎりぎりまで我慢してからだと、プロスタグランジンがすでに大量に分泌された状態なので、効果が現れにくくなってしまいます。すぐに服用できるよう、外出するときは鎮痛薬を持ち歩いておくと安心ですね。ただし鎮痛薬を飲んでも痛みが引かない場合は、婦人科を受診してください。

「鎮痛薬」に不安を感じる、という人へ。

「病気でもないのに薬を飲むのは不安」、「鎮痛薬を飲み続けていると、効かなくなる」、そんな思いから、痛みをぎりぎりまで我慢していませんか?鎮痛薬は、体に合わないといった場合を除いて、用法・用量や、使用上の注意を守って正しく使えば、体に過度な負担をかけることはありません。痛みをうまくコントロールして、生理の日も快適に過ごしたいですね。

「イブプロフェン」って何?

鎮痛薬に含まれる鎮痛成分の名前です。痛みの原因であるプロスタグランジンの生成を抑え、すばやくすぐれた効き目をあらわす「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」の一種で、胃腸障害の副作用が比較的少ないのが特長です。もともとは病院で処方される医療用医薬品として開発された成分ですが、日本では1985年から、OTC医薬品として販売されています。