基礎体温表をつけよう

女性の体温は、生理の周期に応じて繊細に変化します。

基礎体温とは、人の体の最も安静な状態の体温のことで、この基礎体温から、体のさまざまな状態が見えてきます。生理痛に悩んでいる人も、そうでない人も、基礎体温をつける習慣をつけておくと、自分の体のことがもっとよくわかりますよ。生理痛などのセルフチェックにも役立ちます。

どうやって測るの?

朝、目が覚めて、体を動かす前の体温を測ります。体温を細かく計測できる、基礎体温計(婦人体温計)を使いましょう。最近では、体温だけでなく、その日の体調なども一緒に記録できるデジタル基礎体温計などもあります。

EVE基礎体温表SAMPLE

基礎体温表フォーマットをダウンロード(PDF:400KB)

この基礎体温表は、A4サイズの用紙に印刷するためのPDFファイルです。
ダウンロード後、印刷するためには、「Adobe Reader」が必要です。 Get ADOBE READER

基礎体温表でリズムを読もう

大切なのは自分のリズムを知ること。基礎体温は月経周期にともなって一定の変化をすることから、妊娠の有無や卵巣・ホルモン機能の異常といった目には見えないからだの変化を知る手がかりになります。そのリズムをつかさどっているのが、卵胞ホルモンと黄体ホルモンというふたつの女性ホルモン。これらの女性ホルモンが増減を繰り返し、月経周期となります。ちゃんと排卵があれば低温期(卵胞期)と高温期(黄体期)が交互にやってきます。グラフがだいたい2つの相に分かれていれば正常です。高温期がなければ排卵がきちんとされていない可能性も。2相になることがあまりに少ない場合は、婦人科に相談してみましょう。

生理は健康のバロメーター

生理が止まるのは妊娠のときだけではありません。ストレスやプレッシャーが原因で、ホルモンのバランスを崩して周期が乱れてしまったり、過度のダイエットで栄養が偏って生理が止まってしまうことだってあるのです。また冷えが原因で血液の循環が悪くなり、卵巣にじゅうぶんに栄養が送れなくなって排卵が止まるケースもあります。サポートストッキング+ガードル、キツめのジーンズなどで締めつけるのも血行を悪くするので要注意です。毎月きちんと生理があるのは健康の証し。日頃から健康には気をつけましょう。

あなたの生理、だいじょうぶ?

健康な女性の月経周期は、多少の差はあるもののふつうは25~38日で、毎月ほぼ同じ量の出血があります。毎回、大幅に変化するために自分の周期を特定できない人や、何ヶ月もまったく生理のない人は明らかに生理不順です。その原因は、定期的な排卵がない、太りすぎあるいはやせすぎ、ストレス、子宮筋腫などの慢性の病気、ライフスタイルの変化や旅行、アレルギーなどから生じる、ホルモンのアンバランスです。月経不順の原因をしっかり見つめ、日頃から健康管理につとめましょう。

病気を自分でチェックする方法

月経周期や基礎体温以外でも体調はチェックできます。おりものも、女性ホルモンのバロメーター。健康な状態は無色透明か(下着につくと黄色っぽくなることも)わずかに濁っているくらい。けれども、色や臭いがあったら子宮系統の病気のサイン。また、生理痛は異常ではないけれど、その期間でもないのに下腹部がキリキリ痛むときは、卵巣や卵管に問題があることも。心配があるときには早めに婦人科に相談に行きましょう。