普段からお腹のハリや膨満感を強く感じる…。そんなあなたは、規則正しい腸のぜん動運動が起こっていないのかもしれません。ぜん動運動とは、腸が収縮したり、ゆるんだり(弛緩)を繰り返して、便をスムーズに運ぶ動きのことです。うまく動かないと、便やガスが停滞し、腸内の圧力が高まってお腹のハリなどの症状につながることがあります。
※上記の内容にあてはまらず、便秘が続く場合は、専門医または医療機関の受診をおすすめします。
お腹ポンポンタイプに合った対処法
停滞する便には鈍った腸のぜん動運動を改善して排便を促しましょう。また、便を押し出すには腹筋を使うので、適度な運動も大切です。
- お腹のマッサージや腹筋運動、腹部をひねるストレッチなどを行い、腸に適度な刺激を与えましょう。
- 就寝前の食事を避け、1日3回、規則正しく食べて正しい腸の動きを促しましょう。
- 腸のぜん動運動を促し、便を柔らかくするために、食物繊維が豊富な食品(不溶性の食物繊維が豊富なごぼう、キャベツ、水溶性の食物繊維の多い海藻、オクラなど)をバランスよく摂りましょう。ただし、食物繊維の摂りすぎはお腹のハリ・膨満感につながることもあるので、適度に摂取することが大切です。
- ビフィズス菌やオリゴ糖を摂り、善玉菌を増やして腸内環境を整えることも大切。
おすすめの便秘薬
食物繊維成分が配合されているファイバー系便秘薬がおすすめです。刺激性下剤成分*も併せて配合されていると、鈍っている腸のぜん動運動をサポートし効果感がアップ。それでも効果感が弱いと感じる方は、刺激性下剤成分*が複数配合されている便秘薬を試してみるのもよいでしょう。
*刺激性下剤成分とは、瀉下薬製造販売承認基準の刺激性下剤に該当する成分(センノシドやビサコジルなど)を指します。
おすすめのスルーラック[便秘薬]
腸のぜん動運動を改善する
スルーラックファイバー
またはスルーラックSがおすすめです。
スルーラックファイバー
またはスルーラックSがおすすめです。
*これらの製品の刺激性下剤成分の配合数は、瀉下薬製造販売承認基準の刺激性下剤に該当する成分の数です。スルーラックファイバーはセンノシド、スルーラックSはセンノシドおよびビサコジルを指します。
これらの医薬品は、薬剤師、登録販売者に相談のうえ、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。
便秘には深刻な病気が潜んでいる場合もあります。生活習慣を改善するなどしても、便秘が長期間続く場合は、一度、医療機関で検査を受けるようにしましょう。