話題の滞留便って?

話題の滞留便って

最近、よく聞く「滞留便(たいりゅうべん)」。宿便とは違うの?どんな便のこと?という疑問を持っている方もいるのでは。そんな気になる滞留便について解説します。

宿便=滞留便ではない!?

「宿便」という医学用語はありますが、巷で言われる腸内で長い間、動かなくなった便とは異なります。
一般的にイメージされているような、便秘状態で排出されず腸内に長く留まっている老廃物のことを「滞留便」と呼んでいます。


そもそも滞留便は、どんな便?

滞留便は、本来なら排便によって体外に出るはずの老廃物です。ところがストレスや運動不足、食生活の乱れにより大腸の機能が低下すると、排便が滞って溜め込んでしまうことに。
腸内に便が滞留している時間が長くなると、悪玉菌が増えたり、ガスが過剰に発生したりするなど、腸内環境の悪化につながります。
また、大腸で過剰に便の水分が吸収され、さらに腐敗・醗酵も進むので、硬くニオイのきつい便になります。
滞留便を放っておくと腸内環境の悪化が進み、便秘などの不調を招くことがあります。

滞留便を放っておくと腸内環境が悪化!イメージ図

滞留便の出し方は?

便が腸内で出やすい大きさや硬さになることができず、しっかりと出し切れなかったり、便の量が少なく細くなってしまったりすることが、滞留便に至る要因の一つです。食物繊維は、そういった便を適度な大きさと柔らかさにして出しやすくするとともに、自然に近い便意を呼び起こしてスムーズに排出するサポートをしてくれます。
食物繊維は消化液では消化されず、大腸まで到達する栄養素。水に溶けにくい不溶性食物繊維と水に溶けやすい水溶性食物繊維があります。不溶性食物繊維は便のカサを増やして、腸のぜん動運動を促進。水溶性食物繊維は水を含むとゲル状になり、便を柔らかくしてくれます。
両方をバランスよく摂ることが大事ですが、硬くなった滞留便には、便を柔らかくする水溶性食物繊維の摂取と十分な水分補給を心がけましょう。

2つの食物繊維で自然に近いお通じを促す