便秘解消に
おすすめの飲み物

便秘解消におすすめの飲み物

監修

渥美 まゆ美先生

渥美 まゆ美(あつみ まゆみ)

株式会社Smile meal 代表取締役
管理栄養士、フードコーディネーター

出版、メディア出演、レシピ開発、レストランやコンビニのメニュー開発等をするとともに、企業向け健康セミナーの講師や企業の健康経営サポートサービス、料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。

いつも飲んでいるものを便秘に有効なものに代えたり、摂り方を少し工夫したり。1日に何度も口にする飲み物を便秘の改善に役立てましょう。

水分不足は、便を硬くする

健康な人の便は約80%が水分だといわれています。スムーズに出る便の硬さにするには、水分をしっかり摂ることが大切です。
1日あたり1.5~2L位を目安に、こまめな補給を心がけて。がぶがぶ飲むと、すぐに尿になってしまい、かえって体内の水分が少なくなってしまうので注意。


朝1杯の水は、腸のスイッチ

朝、起き抜けに飲むコップ1杯の水は、寝ている間に失った水分の補給だけでなく、腸を目覚めさせるスイッチになるといわれています。
空っぽの胃に冷たい水が入ることで胃・結腸反射が起こり、腸のぜん動運動が活発に。自然な便意につながるので、朝1杯の水を習慣にしましょう。


ムリなく続けるなら、お茶

身体によいとされるお茶の中には、便秘の改善に役立つ成分を含むものもあります。リラックス効果が期待できるのもメリット。
マテ茶などカフェインを含むものは、摂りすぎると利尿作用が働くので、水分不足に注意しましょう。

[便秘対策におすすめのお茶]
ハトムギ茶 便通を整える食物繊維が豊富。アミノ酸や鉄も多く含む。 ルイボスティー ミネラルが豊富。便を柔らかくするマグネシウムを含む。
マテ茶 ミネラル、食物繊維を多く含み、飲むサラダといわれる。 ローズヒップ
ティー
善玉菌のエサになるビタミンCが豊富。美肌効果も期待できる。
便秘対策におすすめのお茶

牛乳で腸の動きを活発に

牛乳に含まれる乳糖は、小腸で分解・吸収されて栄養源になるほか、善玉菌のエサになって乳酸や酢酸を作り出します。これにより腸内環境が酸性に保たれるので、悪玉菌の繁殖を抑え、ぜん動運動が活発に。
また、乳糖には周囲から水分を取り込んで便を柔らかくする働きもあるといわれています。

牛乳で腸の動きを活発に

コーヒーのオリゴ糖に注目

コーヒーのオリゴ糖に注目

最近の研究により、コーヒー豆のカスから抽出・精製した液の中には、整腸作用が期待できるコーヒーオリゴ糖が含まれていることがわかってきたそうです。
コーヒーオリゴ糖は、大腸で悪玉菌のエサにはならず善玉菌だけのエサになるので、腸内環境が整い、便通の改善が期待できます。とはいえカフェインを含むので飲み過ぎに注意し、適量を楽しむようにしましょう。


スムージー・青汁で食物繊維を摂る

食物繊維には、便のかさを増やして腸の動きを促す不溶性食物繊維と、便を柔らかくして出しやすくする水溶性食物繊維があります。スムージーや青汁はその両方を摂ることができる飲み物です。
便秘になっている場合は、不溶性食物繊維を摂り過ぎると、かさの増えた便がつまってしまい、便秘を悪化させてしまう可能性もあります。

スムージー・青汁で食物繊維を摂る

コラムシナモンのちょい足しで、効果アップ!?

甘くスパイシーな香りが独特なシナモンは、生薬の桂皮(けいひ)のこと。血行を改善し、胃腸を整える効果があるといわれています。
使いやすいシナモンパウダーやシナモンシュガーで、手軽に飲み物にプラスしましょう。

[ひと振り入れるだけ]
スパイスの小瓶ひと振り約0.1g
ミルクティー ココア コーヒー 牛乳 お茶

◎シナモンの1日の摂取目安量は0.6~2g程度
おすすめはセイロンシナモン。カシアシナモン(シナニッケイ)は摂りすぎに注意。