薬の成分ディクショナリー

L-システイン

えるしすていん

L-システインの画像

作用と特徴

L-システインはタンパク質を構成するアミノ酸の一つで、特に肝臓の解毒作用や皮膚の代謝に関係しています。皮膚の色素沈着をもたらすメラニン色素の生成を抑えるだけでなく、体外への排出をうながす作用があり、しみ、そばかす、日焼け、かぶれなどの対策としてビタミンC、ビタミンB類などとともに用いられます。また、L-システインは体内でお酒(アルコール)を処理する酵素であるアルコール脱水素酵素、アセトアルデヒド脱水素酵素を活性化する作用があります。これにより、二日酔いの改善にも用いられます。

※この内容は成分の一般的な特徴について記したものです。製品の効能とは異なる場合がありますので、詳しくは製品の解説をご確認ください。

薬の成分
ディクショナリー