薬の成分ディクショナリー

パントテン酸カルシウム

ぱんとてんさんかるしうむ

パントテン酸カルシウムの画像

作用と特徴

パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれ、体内でCoA(補酵素A)の構成成分として、脂質、糖質、タンパク質の代謝にかかせない重要な成分です。また、他のビタミンと協力し、副腎皮質ホルモンの合成や、皮膚の健康維持を助ける栄養素としても知られています。
さまざまな食品に含まれている成分で摂りやすいのですが、欠乏症としては疲労、不眠、めまい、手足のしびれなど神経系の障害が起こることが知られています。
一般用医薬品では、皮膚の新陳代謝を促し、しみ、そばかす、日焼けなどの改善を目的とした保健剤、ビタミン補給を目的とした栄養剤などに配合されています。

※この内容は成分の一般的な特徴について記したものです。製品の効能とは異なる場合がありますので、詳しくは製品の解説をご確認ください。

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ディクショナリー