薬の成分ディクショナリー

L-アルギニン塩酸塩

えるあるぎにんえんさんえん

L-アルギニン塩酸塩の画像

作用と特徴

L-アルギニン塩酸塩はタンパク質を構成するアミノ酸の一つで、疲労回復作用のほか、血管を拡張させ、体や脳の血流を改善する作用や、カフェインの覚醒作用を増強させる作用があります。そのため、 疲労回復や、集中力の維持・改善を目的としたドリンク剤などに配合されています。
L-アルギニン塩酸塩は体内でも合成されるので必須アミノ酸ではありませんが、発育期、成長期には欠かせないアミノ酸の1つです。体内で作り出せる量は少なく、不足した分を食事で補う必要があるため、準必須アミノ酸と呼ばれることもあります。

※この内容は成分の一般的な特徴について記したものです。製品の効能とは異なる場合がありますので、詳しくは製品の解説をご確認ください。

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ディクショナリー