薬の成分ディクショナリー
じくろふぇなくなとりうむ
一般用医薬品では、外用の鎮痛消炎剤として使用される成分です。痛みや炎症の原因物質であるプロスタグランジンの生成を抑え、痛みや炎症をやわらげる効果があります。医療用の医薬品としては飲み薬や坐薬などの解熱鎮痛剤として処方されていますが、2009年に薬局で購入できるスイッチOTC医薬品として、外用鎮痛消炎薬が発売になりました。
ゲル剤、湿布薬(テープ剤、パップ剤)などがあり、肩こりによる肩の痛み、腰痛、筋肉痛、関節痛、腱鞘炎による手や手首の痛み、テニス肘などによるひじの痛み、打撲、ねんざなどに効果があります。
肩こりやスポーツによる筋肉痛など、一時的な痛みやこりの症状に効果のある薬です。5~6日を目安に使用し、それを超えて症状が改善しない時は使用を中止し、医師や薬剤師にご相談ください。
目や粘膜には使用しないでください。また、使用した部分の皮膚が赤くなったり、発疹やかゆみ、刺激感を生じる時は使用を中止してください。
※この内容は成分の一般的な特徴について記したものです。製品の効能とは異なる場合がありますので、詳しくは製品の解説をご確認ください。