アセトアミノフェン
(あせとあみのふぇん)
こんな成分です
アセトアミノフェンは「熱」や「痛み」を抑えるお薬です。
炎症を抑える作用はほとんどありません。
お子さんのかぜ薬にも使用されています。
症状を一時的に和らげる対処療法として使われ、非ステロイド性解熱鎮痛剤(NSAIDs)と作用の仕方が異なることからNSAIDsで共通してみられる副作用はほとんど発現しません。
作用と特徴
解熱・鎮痛薬成分の一つで、脳の体温調節や痛みを感じる中枢に作用することによって、熱を下げ、痛みを抑えるとされています。消炎(抗炎症)作用はほとんどありません。一般用医薬品では、総合感冒薬(かぜ薬)の他に、小児用の解熱・鎮痛薬や小児用かぜ薬に解熱・鎮痛成分として配合されています。
注意事項
痛みや発熱の原因となっている病気を治すのではなく、症状を一時的に和らげる対症療法として使われるものです。症状が改善しない時に漫然と使い続けてはいけません。人によっては皮膚のかゆみ、肝機能の悪化が生じることがあります。副作用が疑われた時には服用を中止し医師や薬剤師にご相談ください。
小児では、製品の使用年齢や用法を確認の上、保護者の監督のもとに使用してください。
- この内容は成分の一般的な特徴について記したものです。製品の効能とは異なる場合がありますので、詳しくは製品の解説をご確認ください。
構造式
MAT-JP-2403102-1.0-02/2025
最終更新日:2025.02.28