メインコンテンツへ

1

ED(Erectile Dysfunction)
とは?

ED(勃起不全・勃起障害)とは、「満足な性行為を行うに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」です。

エスエス製薬が実施した独自調査によると、日本人男性のEDという言葉の認知度(理解していると思う人の割合)は66.9%で、そのうち正しく医学的な定義を理解できていた方は6割にとどまる結果となりました。

  • EDを理解していますか? (日本/男性)理解していると思う66.9%、聞いたことがある程度 27.2%、聞いたことがない6.0% n=4,000 対象:20~60代男性(日本)
  • EDの一般的な医療上の説明を読んで、あなたの認識にあてはまるものを選んでください。(日本/ED認知者のみ)認識と完全に一致 60.9%、一部認識と異なる 37.0%、すべて認識と異なる2.1% n=2,673 対象:前述の「Q. EDを理解していますか?」に対して、「理解していると思う」と回答した男性(日本)
2

ED患者・パートナーの
心の声

1人で抱え込みやすい悩みのED。普段あまり聞くことができないED患者とそのパートナーの声を一部ご紹介します。

ED男性の心の声

男性アイコン

パートナーと性交渉する際に中折れてしまうことが度々あり、パートナーが下着などを工夫してくれるのが申し訳なかった。

男性アイコン

一度勃たなくなってしまうと、性交渉のたびにプレッシャーを感じ、挿入しても中折れしたりして自信がなくなっていき、とてもつらい。パートナーが自分の気持ちを察して、性交渉を積極的に求めなくなってしまったことが悲しかった。

男性アイコン

性交渉をしようとしたら、勃つことは勃つが、長続きがせず、すぐに萎えてしまったことがある。パートナーから何も言われなかったが、自分自身が恥ずかしくなった。

男性アイコン

性交渉に消極的になり、誘いづらくなり関係性が悪化したことがあります。わざと性欲があまりない、しなくても保てるなどと予防線を張ったことがあります。

男性アイコン

相手がプレッシャーを感じたり、気を遣ってくれたりしたのが 非常につらかった。 また、繰り返されると性交渉自体にパートナーが消極的になっていったり、不和につながることもあって、離別することになったこともあった。

パートナーのEDをめぐる
女性の心の声

女性アイコン

性交渉がなくとも前戯だけすれば十分に満たされると思っているので、してもらう方(女性側)は特に問題ないが、こちら側がするときはなかなか達してもらえず、まどろっこしく思うことがある。

女性アイコン

性交渉中に勃起が持続しないので、自分なりに調べたところ、彼が心因性EDであることが分かりました。原因がわかって前進できたので、これから私にできることがあるなら協力したいし、どうすれば治るのか知りたいです。

女性アイコン

勃起しなかったり、挿入できても最後までできないことが数回あった。パートナーが40代半ばで、年齢のせいだとお互いに納得した。でも、私の方にも問題がある(自分に魅力がない、体型の崩れなど)からなのではと不安に思っている。

女性アイコン

以前の交際相手がEDでした。好きだったので性交渉がなくても付き合えると思い、何年か一緒にいましたが、最近別れてしまいました。彼は少し落ち込みやすいというか、うつの傾向があったように思います。EDは社会での抑圧やメンタルからそういった症状になってしまうものだと思いました。なので、今のご時世に多い症状なのではと思っています。

3

EDって、けっこう普通?

日本人男性の約2人に1人が
EDの可能性

日本性機能学会が2024年に発表した調査では、EHS(勃起の硬さスケール)のグレード2以下をEDと定義した場合、日本人男性におけるEDの有病率は30.9%にのぼり、日本のED患者は約1,400万人と推計されています。

また、20~24歳の有病率は26.6%で、50~54歳の27.8%とほぼ同等の結果となっています。近年では、年齢を問わず若年層でもEDに悩む方がいます。

一方、当社の調査では、日本人男性で「完全に硬く、硬直している」(EHSのグレード4)に該当したのは45.3%にとどまり、軽度(EHSのグレード3以下)も含めて男性の「約2人に1人」はEDの可能性を有する状況にあります。

  • 勃起の状態 [EHS] EHSのグレード3以下54.6%、EHSのグレード4 45.3% n=4,000 対象:20~60代男性(日本)
  • 勃起の硬さスケール(日本語版 EHS)グレード0:陰茎は大きくならない、グレード1:陰茎は大きくなるが、硬くはない(こんにゃくくらいの硬さ)、グレード2:陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない(みかんくらいの硬さ)、グレード3:陰茎は挿入には十分硬いが、完全に硬くはない(グレープフルーツくらいの硬さ)、グレード4:陰茎は完全に硬く、硬直している(りんごくらいの硬さ)出典:日本性機能学会雑誌 第24巻1号(2009年6月 ※EHSの結果だけでEDの診断はできません。あくまでもEDを疑うための目安です
*一般社団法人 日本性機能学会 「性機能障害に関する全国実態調査報告」(2024年7月)

自覚の有無と実態

自分がEDだと思ったことはありますか?という調査結果のグラフ。陰茎は完全に硬く硬直するグレード4の人は9割弱の男性が自分はEDだと思ったことはないと回答、陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くないグレード3の人は5割以上の男性が自身がEDである可能性を感じられています。陰茎は硬いが挿入には十分なほどではないグレード2の人は、常態的にEDだと思っている方が2割に上り、陰茎が大きくならないグレード0の方は6割強の男性が常態的にEDだと自覚されています。

日本人男性の約2人に1人はEDの可能性が示されましたが、該当者すべてが自覚しているわけではありません。EHSのグレード3(挿入には十分硬いが、完全には硬くない)では47.7%、EHSのグレード0(大きくならない)でも18.9%が「EDだと思ったことはない」と回答しています。

また、EHSのグレード0~3に該当する方の2割以下が「認めたくはないがEDかもしれない」と回答しており、EDを受け入れたくない男性が一定数いることが確認できます。

見落とされやすいEDの症状

EDは「毎回まったく勃起しない状態」を指すのではありません。

実は、こんなサインもEDに含まれる可能性が…

  • 日によって調子にムラがある
  • 勃起しても硬さが不十分な時がある
  • 性的刺激への反応が弱い時がある

EDについて正しく理解していなかったり、EDを認めたくないという思いも重なり、このような症状があってもEDを見過ごしてしまうケースがあります。

自EDと向き合えない日本人男性特有の2つのハードル

1. 相談のハードル

EDについて他者に相談することは、EDと向き合う一歩につながります。しかし、日本人男性で、EDについて他者に相談した経験がある方は約2割でした。これはアメリカ、イタリア、スウェーデンと比べても低い相談率であることが確認できます。また、医師への相談意向も日本は49.5%と、他国と比べて低い割合でした。

日本人男性の相談意向の低さの要因の一つとして、相談すれば問題が解決するという期待が他国と比べて低いことが確認できました。

  • 自分がEDであることを他社に相談したいと思ったことはありますか?という質問の調査結果グラフ。日本では「他者に相談したことがある」という男性の割合が約2割と、アメリカやイタリア、スウェーデンの4割強に比べて低い割合だった。
  • EDについて相談したいと思ったことがあるかの調査グラフ。日本では49.1%という結果であり、韓国・アメリカ・タイ・スウェーデン・イタリアの60%前後の結果と比べて低い割合だった。
  • EDについて相談すれば問題が解決するという期待があるかの調査結果グラフ。タイ・韓国・アメリカは約45%~51%の男性が解決するという期待がある一方で、日本は20%未満と低い割合となった。

2. 改善に向けた行動のハードル

日本人男性は、EDを疾患として十分に捉えられておらず、対処行動にもその傾向がみられます。
アメリカでは、医療機関の受診や医薬品の使用などの医療的アプローチを選択するケースが3割以上に達していますが、日本では2割未満となっています。

この背景には、EDの対処方法の理解不足だけでなく、医療体制、個人の経済状況や医療へのアクセスなど、日本の治療環境にも課題があると考えられます。

  • EDを改善するためにしたことの調査グラフ。アメリカでは医療的アプローチをとる男性が3割以上に達していて、タイやスウェーデン、イタリアでも2割以上の人が医師への相談・受診をするアクションを起こしている。日本では医師への相談・受診、医薬品の服用をしたことがある人がそれぞれ2割未満だった。
4

EDを相談しづらい
3つの理由

EDに対する行動がとられていない現状は、なぜ改善されないのでしょうか? その背景にある3つの理由が明らかになりました。

1.心理的抵抗が高い

まず、心理的抵抗が高いことが考えられます。「恥ずかしい」「不安を感じる」と回答する男性が2割を超えており、適切な治療や対処を遠ざける壁になっていることが考えられます。

  • 自分がEDであることを相談することについてどう思いますか?恥ずかしい26.9%、不安を感じる22.3%、運動をした13.4%、笑われそう11.9%、男らしくない11.7%

2.茶化された経験がある

日本は性を笑いのネタにしたり、茶化してしまうという風潮もあります。この風潮は、若年層に顕著に見られ、EDを自覚している20代男性の約35%は茶化された経験があるという結果が出ています。

  • EDであることを他者に茶化されたことがある 20代35.4%、30代25.0%、40代16.8%、50代6.0%、60代0.7%

3.ED治療薬に対する誤解がある

ED治療薬について認知者のうち約6〜7割の人が正しく理解していないことが分かりました。具体的には、約2割がED治療薬を“精力増強剤”だと思い込んでおり、さらに1割弱は“媚薬・催淫剤”だと誤解しています。

このように誤ったイメージが先行していることも影響し、「服薬を相談したら、違う目的で使われると勘違いされるのではないか」という不安が相談のハードルになっている可能性があります。

  • ED治療薬3商品をどのように理解しているかの調査結果グラフ。正しく理解できている男性は5割未満で、言葉を聞いたことがある程度というED認知者が3割前後いる結果だった。
5

EDが及ぼす影響

パートナーとの関係への影響

EDは、パートナーとの距離感にも影響を与えています。性的機能に問題がない男性(EHSのグレード4)の約8割がパートナーとの関係を良好だと捉えている一方、EHSのグレード0の方は良好な関係だと思う割合が66.2%まで減少します。

  • EHS別のパートナーとの関係は良好だと思うかの調査結果グラフ。グレード1~4の男性は約8割の方が良好と感じている一方で、グレード0の男性は良好だと感じている割合が66.2%という結果だった。

性についての対話がパートナー間の
コミュニケーションの鍵に

パートナー間の問題は、性についての対話によって改善できる可能性があります。性についての対話ができているカップルでは、仮にパートナーがEDであった場合でも、女性の約4割が「寄り添ってあげたい」「理解したい」など、前向きな気持ちを示していました。

  • パートナーがEDで合った場合、どう感じるかの調査結果グラフ。約4割の女性が「寄り添ってあげたい」「理解したい」「受け入れようと思う」と前向きな気持ちを示しました。
調査概要 調査名:EDとSexual Well-beingに関する調査調査委託先:株式会社ネオマーケティング実施日(国内):2025年12月19日(金)~2025年12月23日(火)実施日(海外):2026年1月14日(水)~2026年1月22日(木)調査方法:オンライン調査調査対象:日本の20歳~69歳の男女5,000名(男性:4,000名、女性:1,000名)、アメリカ・イタリア・スウェーデン・韓国・タイの20歳~69歳の男女計1,000名
6 message 言葉にしづらい悩みだからこそ、誰にも相談できずに抱え込んでしまう。EDには、そんな側面があります。そうした背景には、「恥ずかしい」「知られたくない」と感じさせてしまう、社会の空気や認識の影響も否めません。EDは、個人の悩みのように見えて、実は2人の関係、そしてそれを取り巻く社会の認識にも影響を受ける悩みでもあります。だからこそ、正しい知識を共有し、理解を深めていくことが重要です。それは2人の関係をより良くするだけでなく、同じ悩みを抱える人たちにとっても、安心できる社会につながっていきます。日本の男性の約2人に1人がEDの可能性があります。1人で悩みを抱えず、お互いを思いやる気持ちを持ちながら無理のないかたちで、一歩ずつ向き合っていくことが、これからの関係と社会のあり方を変えていく大切な基盤になります。焦らずに、できることから始めましょう。そして、EDをジョークではなく、健康の悩みとして話せる社会を共に作っていきましょう。EDって、けっこう普通だ #EnDthejoke
7

Actions

  • COMING SOON

8

News

  • ED白書 国際比較で読み解く日本人のEDの実態と心理

    2026/06/10

    EDの実態と社会的認識のギャップを探るために世界6カ国を対象に調査を実施しました

  • 2026/06/10

    EnD the joke「EDって、けっこう普通だ。」のPR動画を公開しました。

MAT-JP-2602709-1.0-06/2026

最終更新日:2026年6月10日