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セルフケアの推進

私たちはセルフケアに関する情報を生活者の皆さまにお届けし、愛されるブランドを育て、ブランドを通じて健康行動の改善を促すことを目指しています。

私たちは、人々が自分の健康をより良く管理できるようにすることが、病気の発症と拡散を防ぎ、健康管理において前向きな変化を促すために重要であると信じています。医療機関や医薬品の役割は大きいですが、適切な健康管理は家庭から始まります。消費者が自分自身と愛する人々のためにセルフケアを理解し実践できるように、OTC医薬品を提供する企業として取り組んでいます。

エスエス製薬が所属するOpellaのグローバル事業では、予防、認識、診断、そして医薬品の責任ある使用に関するメッセージを含むキャンペーンを通じて、毎年1億人に到達することを目指しています。Opellaのチームは、世界中でこれらの取り組みに貢献しており、各ブランドの目的に沿った特定の健康および社会問題に対応するため、地域のニーズに即したブランド活動を行っています。これらの活動を通じて、消費者がセルフケアの実践を強化できるようにするための関連情報を広め、認識を高めることを目指しています。

2023年には、ブランドキャンペーンを通じて世界中で1億2400万人にメッセージを届けることができました。これは2022年の倍以上の人数であり、責任あるセルフケアを通じてより健康な社会を育むことへの私たちの決意とコミットメントを示しています。今後数年間でこれらの取り組みをさらに拡大することを目指しています。

日本での活動事例

EVEは、1985年から日本で販売されている解熱鎮痛剤です。ブランドのパーパスは、女性が目標を達成することを妨げる身体的な痛みを和らげることで、彼女たちの可能性を引き出すことを支援することです。40年前に日本で男女雇用機会均等法が施行されて以来、ジェンダーギャップ解消への進展は見られるものの、依然として大きな格差が存在しています。多くの女性は、社会的な規範によって他人のニーズを自分の健康よりも優先するようプレッシャーを受けており、その結果、休息を怠ることが懸念されています。EVEの調査によると、64%の女性が十分な休息を取れていないと感じており、81%が日本では休憩を取ることがサポートされていないと考えています。

2023年、EVEチームは女性が健康の一環として休息を優先することを奨励する「Stop Today, Step Tomorrow」キャンペーンを開始しました。このキャンペーンは3月の国際女性デーに開始され、1,000万人が視聴しました。

このメッセージをさらに広めるために、EVEでは2023年10月にPRイベントを開催し、インフルエンサーを起用してセルフケアの重要性についての認識を広めました。この取り組みの一環として、EVEは「休息タイプ」クイズを導入し、5万9000人の女性が自信に合った休息のしかたを見つける手助けをしました。このキャンペーンは様々なメディアチャンネルを通じて400万人以上に届き、休息を取ることが、女性が目標を達成するために不可欠であるという考えを広めました。