便秘の症状・原因はさまざま
だから、タイプもいろいろ
悩ましい便秘に、自分なりに対処しているけれど、なかなか改善されない・・・。そう感じている人は、対処法が、あなたの便秘に合っていないのかもしれません。誰にでも起こる便秘ですが、その症状や原因は人によってさまざま。大きくは一時的に起こる急性便秘と長期的に不快感が続く慢性便秘に分けられ、不快な自覚症状や原因などによって、いくつかのタイプがあります。
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生活習慣が急に変化すると、自分では意識していなくても身体は少なからずストレスを感じることに。自律神経の乱れによって腸の働きが鈍り、一時的に便秘になることがあります。
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便は排出されないと、大腸で水分の吸収が進み、ますます硬くなって出しづらくなります。そのため出そうと強くいきんでしまい、痛みを感じたり、肛門が出血したりして痔になることも。
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排便しても、全部出し切れてなく、まだ残っているような感じがする人はこのタイプ。排便にも時間がかかってしまい、出ても便が細く、量も少ないので、スッキリ感がありません。
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腸が効率よく動かないと、便やガスがスムーズに腸の中を進まず、腸内のいたるところに停滞しやすくなり、いつもお腹にハリや膨満感があって苦しいと感じています。
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便秘のたびに刺激の強い便秘薬に頼って無理に出していると、腸が自力で動かなくなってしまうことに。そのため、なおさら強い便秘薬で強制的に腸を動かして出すという悪循環が起こります。
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これまで便秘に悩まされても、薬は腹痛やクセになるのが心配で使わずになんとか過ごしてきた。そんな人は、つらくてもがまんしていることで便秘を長びかせている場合も。
あっちゃんねる「便秘タイプ篇」
便秘タイプに合った対処が、
改善の近道
便秘に良いと聞いたことを、やみくもに取り入れるのでは、かえって悪化させてしまう場合も。便秘のタイプによって効果の期待できる対処法も違ってきます。便秘の改善には、まず自分の便秘タイプを知ること。そして、便秘タイプに合った適切な対処を行うことが大切です。
さあ、自分の便秘タイプを
チェックしよう!
- 現在、治療中の病気があり、薬を服用中である
- 発熱や嘔吐、激しい腹痛、予期せぬ体重変化など、急な体調の変化や悪化がある
- 便秘と下痢を繰り返すことが多い
- 血便や肛門の出血がある
- 現在、妊娠中または授乳中である