

安達 太郎先生
昭和医科大学保健医療学部 看護学科 教授
昭和医科大学医学部 内科学講座 循環器内科学部門 兼担
昭和医科大学病院附属東病院 睡眠医療センター センター長
2018年に昭和医科大学病院附属東病院が睡眠医療センターを設立した初年度から、センター長に就任。もともと循環器内科を専門としているが、心筋梗塞や不整脈、脳梗塞後の患者などに睡眠時無呼吸症候群が多くみられることから、睡眠医療にも関わるようになり、日本睡眠学会専門医として睡眠時無呼吸症候群や睡眠障害の診療にあたっている。

安達先生にお聞きしました
Q:そもそも「睡眠」とは?
A:睡眠は、心身の健康維持に必要で大切な要素

睡眠は私たちが生きていくうえで欠かすことができない活動です。身体の疲労回復だけではなく、脳の健康にとっても非常に重要であることが明らかになってきています。ストレスや生活リズムの乱れから睡眠に支障を来たして不眠になると、日中の集中力の低下や体調不良などを招き、社会生活に悪影響を与えます。
Q:質の良い睡眠を維持するには?
A:睡眠と覚醒を調整するための体内時計ホルモンが鍵

活動時間となる日中は脳の温度は高く、反対に夜間は体から熱を逃して脳を冷まします。それにあわせて体内時計ホルモンである「メラトニン」が分泌を始めて入眠を促すのです。また、朝方になると覚醒作用を持つ副腎皮質ホルモンの分泌が始まり、脳の温度が高くなることから健やかな目覚めを迎えられるようになります。
Q:レム睡眠とノンレム睡眠って?
A:レム睡眠:体が休まる、ノンレム睡眠:脳が休まる
睡眠には『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』の2種類に分けられます。レム睡眠では、脳が活発に働いていて、記憶の整理や定着が行われていますが、体は最も休まる時間帯と言われています。一方ノンレム睡眠は3つの睡眠段階で大脳が休息し、脳や肉体の疲労回復のために重要だとされています。個人差はありますが、レム睡眠とノンレム睡眠を約90分周期で繰り返すことで、健康的な良い眠りが得られるとされています。

睡眠の一般情報です。
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