
眠くなりにくい理由
日中眠くなりにくく※、口が渇きにくい
第2世代抗ヒスタミン成分であるエピナスチン塩酸塩を配合。
アレジオンは、 花粉などが原因のアレルギー性のつらい鼻炎症状を緩和する効果はそのままに、眠気が起こりにくく、口も渇きにくいお薬です。
服用後は、乗物または機械類の運転操作をしないでください。
アレジオンが眠くなりにくい理由
アレルギー反応を引き起こすヒスタミンは、鼻と脳では異なる働きをします。鼻粘膜ではヒスタミン受容体と結合すると、くしゃみ、鼻水などの症状を引き起こしますが、脳内ではヒスタミン受容体との結合により脳を覚醒させる重要な役割を担っています。しかし、抗ヒスタミン薬により、脳内におけるヒスタミンとその受容体との結合がブロックされると、ヒスタミンの覚醒作用が妨げられて眠くなってしまうことに。
アレジオンの主成分であるエピナスチン塩酸塩は、第2世代抗ヒスタミン成分。脳に入りにくい性質があるので、脳内でのヒスタミンと受容体の結合をほとんど妨げない一方、鼻粘膜では受容体としっかり結合して、ヒスタミンと受容体の結合をブロックします。そのためアレルギー性鼻炎の症状を緩和しながらも、眠くなりにくいのです。
脳内に入る抗ヒスタミン薬の作用
抗ヒスタミン薬が、ヒスタミンとヒスタミン受容体の結合をブロック。脳の覚醒が抑制され、集中力・判断力の低下に。

エピナスチン塩酸塩の脳内での作用
エピナスチン塩酸塩は脳に入りにくいので、ヒスタミンとヒスタミン受容体の結合を妨げない。

エピナスチン塩酸塩の鼻の粘膜での作用
鼻水、鼻づまり、くしゃみなどアレルギー性鼻炎症状を緩和。

(イメージ図)
(今野昭義 編集:「アレルギー性鼻炎」最新医学社 P.73より作成 一部図改変)
エピナスチン塩酸塩は眠気や鈍脳(インペアードパフォーマンス)を起こしにくい

ヒスタミンは、鼻ではアレルギー誘発物質として鼻炎を引き起こしますが、脳内では覚醒の維持などに関与していると考えられています。<エピナスチン塩酸塩>は鼻ではヒスタミンの働きを阻害する作用がありますが、脳には移行しにくいため、覚醒を妨げず、眠くなったり「鈍脳」も起こりにくいのです。
- 「鈍脳(インぺアードパフォーマンス)」とは?
「鈍脳」は、抗ヒスタミン成分を服用することで、集中力・判断力・作業能率が低下した状態をいいます。自分では気づかぬまま低下してしまうこともよくあります
口が渇きにくい
くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を改善する「アレジオン」のエピナスチン塩酸塩は、抗アレルギー薬に分類される「ヒスタミンH1受容体拮抗薬」です。第2世代抗ヒスタミン成分でもあり、よけいな中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱く、眠気や口の渇きの副作用が少ないのが特徴です。

寝る前の服用だから、就寝時の鼻づまりも緩和
アレジオンの「眠くなりにくい」特徴は、日中の活動時に脳の覚醒状態は妨げないだけで、睡眠に影響を及ぼすものではありません。就寝中のアレルギー性鼻炎症状は睡眠を妨げ、日中のだるさや疲労感につながる可能性があります。アレジオンは、就寝前の服用なので、睡眠を妨げるような鼻炎症状の緩和にも効果的です。

アレジオンの特長をもっと詳しく!
MAT-JP-2503853-1.0-07/2025
最終更新日:2025.07.31





