論文「色素沈着症に対するN1901A(L-システイン、ビタミンC配合経口薬)の臨床効果」
当論文(Aesthetic Dermatology Vol.19 : 358-370, 2009)にて、L-システイン、ビタミンC配合経口薬の「シミ」と呼称される疾患(老人性色素斑など)への12週間のオープン試験による臨床効果が報告されています。
要旨
顔面の色素沈着症(老人性色素斑、肝斑、炎症後色素沈着症)、顔面以外における色素沈着症(老人性色素斑、炎症後色素沈着症)に対するN1901A(L-システイン、ビタミンC配合経口薬)の有効性および安全性をオープン試験により検討した。色素沈着症患者63例にN1901Aを1回2錠、1日3回12週間経口投与し、色素沈着改善度をスキントーン・カラースケールおよび被験者の印象により評価した。また、老人性色素斑については画像解析による評価も施行した。中止・脱落および実施違反・実施不順守例(服用遵守回数が総服用回数の75%未満である症例)をのぞく56例(診断:<顔面>老人性色素斑36例、肝斑19例、炎症後色素沈着症1例、<顔面以外>老人性色素斑47例、炎症後色素沈着症9例)の4週間後、8週間後、12週間後におけるスキントーン・カラースケールの値の変化を基準とする全般改善度(改善以上)は、顔面の老人性色素斑では30.6%、66.7%、77.8%、肝斑では68.4%、63.2%、68.4%、顔面以外の老人性色素斑では40.4%、59.6%、72.3%、炎症後色素沈着症では55.6%、88.9%、100.0%であり、老人性色素斑(顔面、顔面以外とも)、炎症後色素沈着症(顔面以外)においては経時的な改善が認められた。また、安全性において特に問題は認められなかった。以上より、N1901Aの、顔面および顔面以外の各種色素沈着症に対する有用性が確認された。

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最終更新日:2025.12.22









