家族が信頼できる支援につながること
— オーバードーズで悩んでいる本人、家族、友人のための相談窓口のご案内 —
監修の先生からのメッセージ市販薬のオーバードーズでお困りの方へ:ご家族が支援につながることの重要性
近年、若者を中心に咳止め薬や風邪薬などの市販薬を過剰に摂取するオーバードーズが社会問題となっています。オーバードーズは、急性中毒や依存症を発症する危険性のある行為ですが、その背後には家族、友人、学校など身近な人間関係に起因する「生きづらさ」が深く関わっていることが明らかになっています。
このページ(家族が信頼できる支援につながること — オーバードーズで悩んでいる本人、家族、友人のための相談窓口のご案内 —)では、市販薬のオーバードーズでお困りの家族や友人が専門的な支援につながるための情報を発信することを目的に作られました。「どうして家族が支援を受ける必要があるの?」と不思議に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、薬物問題を抱えた家族や友人は、一人で悩み、孤立し、時に自分自身を責め、辛い気持ちを抱え込んだ状態になっている場合が少なくありません。まずは、家族や友人が専門的な支援団体につながり、サポートを受けることが問題解決のための第一歩となります。悩んでいるのはあなただけではありません。勇気を出して、その一歩を踏み出してみてください。
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部
嶋根卓也
お問い合わせ窓口一覧
お問い合わせ先・お問い合わせ受付時間は、遷移先である各サイト・資料内でご確認をお願いいたします。
精神保健福祉センター(家族相談)
NPO法人全国薬物依存症者家族連合会(やっかれん)
薬物依存症の家族会の集まり。薬物問題でお困りの家族に対する相談支援、情報発信、イベントの開催などを行っています。オーバードーズを題材にした啓発マンガも公開しています。
依存症対策全国センター(依存症専門医療機関の検索)
全国の依存症専門医療機関を検索することができます。「治療施設」「薬物依存症」にチェックを入れて、検索してください。依存症専門医療機関では、精神科医による診察のほか、認知行動療法をベースにした再発予防プログラムを取り入れている施設もあります。
まもろうよこころ(SNS相談 等)
ご家族の薬物問題でお困りの方へ(家族読本)
この冊子は、ご家族に対して書かれたものです。薬物問題でお困りのご家族にぜひ知っていただきたい事柄をわかりやすく説明するとともに、薬物依存症者と家族のサポート機関についても紹介していますので、ご家族への情報提供のひとつとしてご活用ください。
出典:厚生労働省
監修
嶋根 卓也(しまね たくや)先生
国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)
精神保健研究所 薬物依存研究部 心理社会研究室長
東京薬科大学薬学部卒業、順天堂大学大学院医学研究科修了(疫学)
公衆衛生学・疫学を専門とし、国内の薬物乱用や薬物依存の研究に長年取り組んでいます。一般住民や中高生を対象とした全国調査を通じて、市販薬のオーバードーズの実態を調べるとともに、効果的な予防教育や支援方法について研究しています。

MAT-JP-2508096-1.0-12/2025
最終更新日:2025.12.24









