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花粉情報2026

花粉の飛散量や時期ってどうやって調べているの?

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    花粉の飛散量や時期ってどうやって調べているの?
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    花粉症の予防や治療に欠かせない花粉情報。
    では、花粉の飛散量はどのように予測されているのでしょう。
    長年、花粉研究に取り組んでおられる佐橋先生に伺いました。

    佐橋先生に伺いました!花粉飛散量はどのように予測しているの?

    Q1|花粉飛散量は、前年の夏が大きく影響するのはなぜ?

    花粉飛散量は、雄花の花芽(成長して花になる芽)の量に比例します。スギの花芽は、前年の夏にできるので、夏の気象条件が大きく影響します。

    気温が30℃を超え日照時間が多いと花芽が多く作られ、翌年春の花粉飛散量は多くなります。逆に最高気温が25℃程度にしかならないいわゆる「冷夏」では、木は花芽ではなく枝を伸ばすことに注力するため、翌年春の花粉飛散量は少なくなります。

    花粉飛散量イメージ

    Q2|翌年春の花粉飛散予測のために、秋に林を検分するのはなぜ?

    夏の気象条件だけの予測では、実際の雄花の出来具合とズレが生じる場合があるからです。

    スギの雄花が大きく成長する秋に、実際にスギ林に行き、雄花の出来具合を観察し、必要に応じて予測を修正します。

    スギ林と雄花のイラスト

    Q3|花粉飛散予測の前に、冬の気象条件を分析するのはなぜ?

    花粉が飛び始める時期を推定するためです。

    夏に成長した雄花は、秋に一旦成長をやめ休眠状態になります。ところが年明けて1月になると、寒い気温の変化が刺激になって休眠から目覚め、花を咲かせる準備を開始します。このため冬には、気温の推移をもとに、休眠から目覚めるタイミングを分析し、花粉が飛び始める時期を推定します。

    スギ林、秋と冬の様子

    Q4|花粉シーズン到来後も、飛散する花粉を毎日観測・集計するのはなぜ?

    花粉予報に正確性を期すためです。

    過去の飛散数とさまざまな気象条件に基づく予測式から、翌日の花粉数を計算し、天気予報を加味して花粉予報として発表します。さらに予報に正確性を期すため林を検分し、開花状況を確認します。

    過去の飛散数 気象条件 天気予報

    このように、年間を通じて調査することで、
    翌年春の花粉量だけでなく、花粉飛散開始時期や
    日々の花粉飛散数を予測しています。

    カメムシが大量発生すると 花粉が多くなるって本当!?

    カメムシは、スギやヒノキの木に卵を産みます。産卵後、親世代は生涯を終えますが、卵から孵化したカメムシは、スギやヒノキの実を餌にして成長し、秋には成虫になります。スギ・ヒノキの花粉数が多い年は、餌となる実が多くできているため、カメムシが大量発生するというわけです。

    カメムシ
    監修者近影

    佐橋 紀男 先生

    NPO花粉情報協会 事務局長

    1940年8月19日生まれ。東邦大学卒業。高校生の時に花粉の観察法を学ぶ。高校卒業後は東邦大学薬学部に進学し、花粉研究を専攻。その後、母校である同大学にて、教授として花粉症撲滅を目指し、花粉についての調査を続けた。2018年6月に大学教授を退職後、NPO花粉情報協会の事務局長として、セミナーの講師や調査に取り組んでいる。

    春のスギヒノキ花粉症には、早めの鼻炎対策を!

    日常のセルフケアや鼻炎薬による早めの対策で少しでも症状を軽くして、春の花粉症シーズンを快適に過ごしましょう。

    春のスギ・ヒノキ花粉症には早めの鼻炎対策を!

    花粉カレンダー

    「花粉症といえば春」と思われているかもしれませんが、花粉症は1年中注意が必要です。お住まいのエリアの花粉飛散状況をチェックして、早めに対策しましょう。

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    MAT-JP-2606494-1.0-11/2026

    最終更新日:2026年11月02日