薬の成分ディクショナリー

ビタミンB1

びたみんびーわん

ビタミンB1の画像

作用と特徴

別名チアミン。食事から摂取した炭水化物(糖質)が、体内でエネルギーとして利用される際の代謝サイクルに、補酵素としてかかわる重要な栄養素の一つ。中枢神経や末梢神経の働きにも関与し、皮膚や粘膜を正常に保つ働きもあります。ビタミン類は基本的に体内では作られず体外からの摂取が必要ですが、特にビタミンB1が不足すると、全身のエネルギー代謝がうまく行かないために疲労や肩こり、眼の疲れなどが起こりやすくなります。
ビタミンB1は、ビタミンB1・B6・B12主薬製剤の成分として、肩こり、神経痛や腰痛、手のしびれ、眼精疲労の改善に使用されています。

注意事項

体内で消費されずに余った場合、尿中に排泄されてしまいますので、毎日こまめに補給するとよいでしょう。

※この内容は成分の一般的な特徴について記したものです。製品の効能とは異なる場合がありますので、詳しくは製品の解説をご確認ください。

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ディクショナリー