薬の成分ディクショナリー

ビオチン

びおちん

ビオチンの画像

作用と特徴

ビタミンB群の一種で、ビタミンHとも呼ばれる成分です。脂質、タンパク質、糖質の代謝に関与して、皮膚・粘膜の新陳代謝を改善し、皮膚や粘膜を健康な状態に保つ働きがあります。
さまざまな食品に含まれている成分で摂りやすいのですが、欠乏症としては皮膚炎、筋肉痛、結膜炎、疲労感などが起こることが知られています。
一般用医薬品では、総合ビタミン剤やにきび、肌あれ、口内炎、目の充血やかゆみなどの改善を目的としたビタミンB2主薬製剤などに配合されています。

※この内容は成分の一般的な特徴について記したものです。製品の効能とは異なる場合がありますので、詳しくは製品の解説をご確認ください。

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ディクショナリー

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