乗物酔い薬「アネロン」の
製品情報

アネロン「ニスキャップ」
アネロン「ニスキャップ」 第➁類医薬品
成人用(15才以上)アネロンニスキャップ
製品概要

アネロン「ニスキャップ」は、効きめにムラがなく1日1回の服用で長時間効果が持続する持続性の乗物酔い薬です。乗物酔いに効果的な5種類の鎮静・鎮吐 成分が配合されていますので、つらい乗物酔いによる吐き気・めまい・頭痛によく効きます。

動画でわかる! 乗物酔い薬「アネロン」の特長

効能・効果

乗物酔いによる、こんな症状の予防・緩和に。

  • 吐き気
  • めまい
  • 頭痛
乗物酔いをしている人のイラスト

アネロンの特長

特長1 1日1回1カプセルの服用で 長時間効果が持続

持続性製剤なので効きめが長く、乗車船の30分前に服用することで安定した効きめを発揮。長時間にわたり乗物酔いを予防します。

長時間効果を表すイラスト

カプセルに包まれた、長く効くヒミツ

長い効きめのヒミツは、1つ1つ特殊な被膜でコーティングされたカプセル内の顆粒にあります。胃の中でカプセルが溶けると顆粒に水分が浸透し、 核から薬効成分が徐々に放出され、効果が長時間持続します。

持続性をあらわすしくみ(イメージ図)
持続性をあらわすしくみ(イメージ図)

特長2 胃に直接はたらき乗物酔いの 「吐き気」に優れた効果

アネロンは神経細胞の興奮を抑える中枢性鎮静成分に加えて、胃に直接働きかける「アミノ安息香酸エチル」を配合。乗物酔いで一番つらい吐き気に優れた効果があります。

アミノ安息香酸エチルの化学式

特長3 5種類の有効成分で、乗物酔いの様々な症状にしっかり効く

乗物酔いに効果的な5種類の有効成分を配合しているので、乗物酔いによるつらい吐き気・めまい・頭痛に、優れた効果を発揮します。

自律神経の乱れ 平衡感覚の乱れ 反射性の嘔吐
イメージ図
  • 1 マレイン酸フェニラミン (抗ヒスタミン作用)
    嘔吐中枢への刺激と内耳前庭での自律神経反射を抑制し、めまいや吐き気(嘔吐)などの症状を予防・緩和します。
  • 2 スコポラミン臭化水素酸塩水和物 (副交感神経遮断作用)
    脳の中枢に働きかけ、副交感神経の興奮を抑制。
    また、消化管の緊張を低下させて、吐き気(嘔吐)を予防します。
  • 3 ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6 (神経機能正常保持作用)
    神経機能を正常に保つために必要なビタミン。吐き気などに効果をあらわします。
  • 4 無水カフェイン (中枢神経興奮作用)
    平衡感覚の乱れによるめまいを軽減し、乗物酔いによる頭痛を和らげます。
  • 5 アミノ安息香酸エチル (胃粘膜局所麻酔作用)
    胃粘膜への麻酔作用で、吐き気(嘔吐)を抑えます。

アネロンの歴史

時代をこえて支持され、アネロンは2023年に90周年。
処方や薬効を変え、リニューアルを重ねて、今日のアネロンブランドに至りました。

  • 1933年(昭和8年)
    瓢箪屋薬房製剤目録の画像

    鎮痛新薬としてアネロンが瓢箪屋薬房製剤目録に登場

    ※「瓢箪屋薬房」とはエスエス製薬の前身となる社名。
    1940年(昭和15年)にエスエス製薬に社名変更した。

    エスエス製薬の歴史はこちら

  • 1956年(昭和31年)
    昭和31年 船酔い予防・治療薬として処方改良したアネロンのパッケージと錠剤の画像

    船酔い予防・治療薬としてアネロン処方改良

  • 1964年(昭和39年)
    米ニスコ社と提携開発したアネロンニスキャップのパッケージ画像

    米ニスコ社と提携開発したアネロンニスキャップ発売

  • 1991年(平成3年)
    平成3年のアネロン「ニスキャップ」発売時のパッケージ画像

    アネロン「ニスキャップ」発売

  • 2023年(令和5年)〜
    アネロン「ニスキャップ」 パッケージ画像

    アネロンブランド90周年