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胃痛の原因と対策 胃痛とストレスの関係とは

なぜストレスを受けると胃が痛くなるの? 胃痛を引き起こすストレス

胃痛の原因の一つとしてあげられることの多いストレスですが、仕事のストレスや、人間関係のストレス、高齢化社会にともなう介護や家庭のストレスなど、現代人はさまざまな精神的・肉体的ストレスにさらされています。
ではなぜストレスを受けると胃痛が起きるのでしょうか?
胃痛を引き起こすストレス 胃痛を引き起こすストレス

胃などの消化器官の働きは自律神経(交感神経と副交感神経)が関わっています。
ストレスによる刺激が、脳から「副交感神経」をとおって胃に伝えられ、過剰な胃酸分泌をうながし、さらに胃の蠕動(ぜんどう)運動を促進します。ストレスによる刺激は、もう一方では脳から「交感神経」にも伝わり、胃の血管を収縮させ、血流を減らし、胃の粘液の分泌を減少させます。

つまり、ストレスを受けた胃は、血液循環や粘液分泌が減少して胃粘膜の抵抗力が弱まり、逆に、胃を攻撃する胃液(胃酸)の分泌が増えた状態になります。その結果、胃に炎症や潰瘍が起こり、胃痛となるのです。

我慢してませんか? ストレスを我慢する人ほど
胃痛を感じやすい

ストレスを我慢する傾向のある人は、そうでない人に比べ、胃痛を起こしやすい傾向にあることが分かっています。2011年にエスエス製薬が行ったアンケート調査によると、理不尽なことを言われても我慢すると回答した方が「胃痛のある」群では51.6%もいたのに対し、「胃痛のない」群では21.5%と半分以下となり、職場や家庭でストレスを我慢している人の方が、胃痛持ちが多いことがうかがえました。
胃痛を感じる方は、ストレスとの良い付き合い方を自分なりに見つけるよう心がけましょう。

MAT-JP-2204792-1.0-12/2022
最終更新日:2022.12.12

胃痛の原因と対策 -原因編-
胃痛の原因と対策 -対策編-

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